2014年9月26日~28日に東京ビッグサイトで行われた「第54回全日本模型ホビーショー」に行ってきました。
2013年はプラモとラジコンが仲たがいして別々に開催された秋のホビーショーでしたが、今回は一応一緒に行われた模様。
しかし昨年の影響か、ラジコン関連の出展は僅か...。そのわずかなメーカーブースでも、新製品は極僅か...('A`|||)
シャーシメーカーはタミヤ、京商、ABC。プロぽメーカーはフタバ、KO、JR。サードパーティは3~4社。
いつもならHSレポートで5~6コンテンツは書くことがあるんだけど、今回は1つで終わりそう。
ということで、新製品を発表していたタミヤブースを紹介します。
2013年はプラモとラジコンが仲たがいして別々に開催された秋のホビーショーでしたが、今回は一応一緒に行われた模様。
しかし昨年の影響か、ラジコン関連の出展は僅か...。そのわずかなメーカーブースでも、新製品は極僅か...('A`|||)
シャーシメーカーはタミヤ、京商、ABC。プロぽメーカーはフタバ、KO、JR。サードパーティは3~4社。
いつもならHSレポートで5~6コンテンツは書くことがあるんだけど、今回は1つで終わりそう。
ということで、新製品を発表していたタミヤブースを紹介します。
■TRF419シャーシキット(12月発売予定)
毎年秋に更新されるタミヤのハイエンドツーリングシャーシTRFシリーズ。大きな設計変更はなく、最近のトレンドに準じた進化を遂げています。
前後バルク、モーターマウントも新規。ダンパーも新設計となっています。
今回価格は未発表でしたが、8万円前後になるんでしょうか?
足回りは418と同じで、主要パーツは切削加工品なので、金型代も有るわけじゃないのに、価格が上がり続けるのは、販売数が落ちてるからなんでしょうね。
■FF-04 EVOシャーシキット(11月22日発売予定、49,800円税別)
他所のメーカーには無いタミヤ単独カテゴリーの1/10FFシャーシがフルモデルチェンジ。
しかもいきなり”EVO”バージョンから出してきました。
大きな変更点は、VX-01用ギヤボックスを採用して、モーターを上に持ち上げることで、フロントバンパーと路面とのクリアランスを確保したところ。
コーナー侵入時にフロントをボトムさせても路面に干渉しないので、タイヤと足回りがしっかり仕事をしてくれます。
VX-01ギヤボックスの採用で、ギヤデフが使えるのも大きなポイントです。
シャーシはカーボンダブルデッキで、アッパーデッキ位置が高めに設定されており、ピッチ剛性は高くロールは柔軟。
前後のポストの取り外しでロール調整もできます。
このシャーシのもう一つのポイントは、ロープロサーボ搭載を前提としたマスバランスの収束。
通常サーボを搭載したとき(左)に比べ、7~8mmほどバッテリー搭載位置をセンターに寄せることができます。
リアバルクはアルミ削りだしで、足回りはTRF418を使用。
競技者がタミグラに限定されるシャーシなので販売台数も絞られるため、最初から”EVO”仕様で 、アルミ削りだしパーツやカーボン板シャーシは投資が少なくて最適なんでしょう。
今回のショーで一番意欲が感じられたのがこのFF-04です。独自カテゴリーなので、大きな設計変更や新アイデアを投入する余地が残されています。
■TT-02 TYPE-Sシャーシキット(11月22日発売予定、15,800円税抜)
TT-02の足回りをリバサスにしたモデルになります。
これにより、前後キャンバーおよびロールセンターの変更が可能になるのが最大のポイント!
なお、ユニバを使うときの長さは42mmになります。ダブルカルダンも使えますね。
サスピン幅が狭いTT-02で185mmのトレッドを確保するため、使用するリバサスはロングスパンタイプ。
アルミ製のサスマウントプレートに段付きのサスピンは専用品。フロントトーは0度、リアトーは3度に設定されています。サスマウントプレートを交換すればトー設定も変えられそうですが、バリエーションを出す予定はないらしい。段付きサスピンで位置が固定されるため、ホイルベースの変更はできません。
ダンパーステーはFRP製でダンパー位置を細かく変更可能。アッパーアーム長も2種類設定できます。
キット付属の足回りは”柔らか仕様”なので、ハイグリップコースではカーボン強化タイプに全交換になります。
こうなってくると、TB-03とほとんど変わらないですね。ネタとして購入予定です。
■ファイティングバギー(10月1日発売、35,000円税抜)
久々の復刻バギーは「ファイティングバギー」でした。
基本コンポーネントはバギーチャンプで、リアサスマウントをアルミ削りだしで制作してモノショック化。
最近のダンパーはシールがいいのでリザーバータンクは不要なのですが、雰囲気重視で装備しています。
シャーシはFRPダブルデッキで、バッテリーはグラステープで固定します。
リアデフにはバギーチャンプ用のボールデフが使えます。
バッテリーは、当時7.2Vラクダパック仕様だったため、バギーチャンプ同様LF1100パックになります。
時期的に、京商のスコーピオンと一緒に走らせて遊ぶのが良さそうです。
■RAYBRIG NSX CONCEPT-GT(11月8日発売予定)
TB-04シャーシキットのNEWボディは新型NSXのGTマシンです。
前のホンダGT「HSV」があまりにも使えないボディでしたが、新NSXはアウディR8に近いシルエットです。
ボディ単体の発売はキットの翌月ぐらいなので、楽しみに待つことにします。
■デュアルリッジ(10月1日発売、11,400円税抜)
TT-02BのNEWボディですが、昭和のニオイが漂います。
カタログ写真と同じこの角度だと良さそうに見えますが...
真横から見ると...残念スギ('A`|||)
デザイナーとのコラボらしいですが、カッコ良さげな車のデザインを、無理やりTT-02Bシャーシに合わせたやっつけ感が否めません。素直にミニ四駆ボディーをRC化してほしいところです。
その他、京商からはスコーピオンのボディバリエーション『BEETLE』
ABCホビーからはガンベイドのフルオプションモデル
どちらもバリエーションモデルで、新作はありませんでした。
いまいちパッとしないホビーショーでした。
谷田部の雪害で気軽に走れるオンロードコースも無くなって、私自身ツーリングよりもウィリーやバギーに使う時間が増えています。
2.4GHzプロポやブラシレスモーター、Li-Poバッテリーといった技術革新もすっかり落ち着き、今後しばらくはこんな状態が続きそうです。
毎年秋に更新されるタミヤのハイエンドツーリングシャーシTRFシリーズ。大きな設計変更はなく、最近のトレンドに準じた進化を遂げています。
前後バルク、モーターマウントも新規。ダンパーも新設計となっています。
今回価格は未発表でしたが、8万円前後になるんでしょうか?
足回りは418と同じで、主要パーツは切削加工品なので、金型代も有るわけじゃないのに、価格が上がり続けるのは、販売数が落ちてるからなんでしょうね。
■FF-04 EVOシャーシキット(11月22日発売予定、49,800円税別)
他所のメーカーには無いタミヤ単独カテゴリーの1/10FFシャーシがフルモデルチェンジ。
しかもいきなり”EVO”バージョンから出してきました。
大きな変更点は、VX-01用ギヤボックスを採用して、モーターを上に持ち上げることで、フロントバンパーと路面とのクリアランスを確保したところ。
コーナー侵入時にフロントをボトムさせても路面に干渉しないので、タイヤと足回りがしっかり仕事をしてくれます。
VX-01ギヤボックスの採用で、ギヤデフが使えるのも大きなポイントです。
シャーシはカーボンダブルデッキで、アッパーデッキ位置が高めに設定されており、ピッチ剛性は高くロールは柔軟。
前後のポストの取り外しでロール調整もできます。
このシャーシのもう一つのポイントは、ロープロサーボ搭載を前提としたマスバランスの収束。
通常サーボを搭載したとき(左)に比べ、7~8mmほどバッテリー搭載位置をセンターに寄せることができます。
リアバルクはアルミ削りだしで、足回りはTRF418を使用。
競技者がタミグラに限定されるシャーシなので販売台数も絞られるため、最初から”EVO”仕様で 、アルミ削りだしパーツやカーボン板シャーシは投資が少なくて最適なんでしょう。
今回のショーで一番意欲が感じられたのがこのFF-04です。独自カテゴリーなので、大きな設計変更や新アイデアを投入する余地が残されています。
■TT-02 TYPE-Sシャーシキット(11月22日発売予定、15,800円税抜)
TT-02の足回りをリバサスにしたモデルになります。
これにより、前後キャンバーおよびロールセンターの変更が可能になるのが最大のポイント!
なお、ユニバを使うときの長さは42mmになります。ダブルカルダンも使えますね。
サスピン幅が狭いTT-02で185mmのトレッドを確保するため、使用するリバサスはロングスパンタイプ。
アルミ製のサスマウントプレートに段付きのサスピンは専用品。フロントトーは0度、リアトーは3度に設定されています。サスマウントプレートを交換すればトー設定も変えられそうですが、バリエーションを出す予定はないらしい。段付きサスピンで位置が固定されるため、ホイルベースの変更はできません。
ダンパーステーはFRP製でダンパー位置を細かく変更可能。アッパーアーム長も2種類設定できます。
キット付属の足回りは”柔らか仕様”なので、ハイグリップコースではカーボン強化タイプに全交換になります。
こうなってくると、TB-03とほとんど変わらないですね。ネタとして購入予定です。
■ファイティングバギー(10月1日発売、35,000円税抜)
久々の復刻バギーは「ファイティングバギー」でした。
基本コンポーネントはバギーチャンプで、リアサスマウントをアルミ削りだしで制作してモノショック化。
最近のダンパーはシールがいいのでリザーバータンクは不要なのですが、雰囲気重視で装備しています。
シャーシはFRPダブルデッキで、バッテリーはグラステープで固定します。
リアデフにはバギーチャンプ用のボールデフが使えます。
バッテリーは、当時7.2Vラクダパック仕様だったため、バギーチャンプ同様LF1100パックになります。
時期的に、京商のスコーピオンと一緒に走らせて遊ぶのが良さそうです。
■RAYBRIG NSX CONCEPT-GT(11月8日発売予定)
TB-04シャーシキットのNEWボディは新型NSXのGTマシンです。
前のホンダGT「HSV」があまりにも使えないボディでしたが、新NSXはアウディR8に近いシルエットです。
ボディ単体の発売はキットの翌月ぐらいなので、楽しみに待つことにします。
■デュアルリッジ(10月1日発売、11,400円税抜)
TT-02BのNEWボディですが、昭和のニオイが漂います。
カタログ写真と同じこの角度だと良さそうに見えますが...
真横から見ると...残念スギ('A`|||)
デザイナーとのコラボらしいですが、カッコ良さげな車のデザインを、無理やりTT-02Bシャーシに合わせたやっつけ感が否めません。素直にミニ四駆ボディーをRC化してほしいところです。
その他、京商からはスコーピオンのボディバリエーション『BEETLE』
ABCホビーからはガンベイドのフルオプションモデル
どちらもバリエーションモデルで、新作はありませんでした。
いまいちパッとしないホビーショーでした。
谷田部の雪害で気軽に走れるオンロードコースも無くなって、私自身ツーリングよりもウィリーやバギーに使う時間が増えています。
2.4GHzプロポやブラシレスモーター、Li-Poバッテリーといった技術革新もすっかり落ち着き、今後しばらくはこんな状態が続きそうです。