タムタムで何とか走れるようになったので、もう一つ試してみたかったことをやってみます。
そのために、フロントのアップライト(ヨコモでは「ステアリングブロック」という)を、オプションのアルミ製(D-165)に交換します。
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5千円のパーツなので、購入するのにかなり勇気がいります。
ノーマルと違って取付穴がいっぱいありますが、それが試したい事の為に必要なところ。
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高さやスクラブ、タイロッド穴位置などは、ノーマルと同じ寸法です。

重さは3.55g重くなり、小さい方のウェイトを取り付けた場合と同じくらい。
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で、試してみたかった事とは...

上側のアッパーアーム取付位置を内側にして、フロントに「キングピンアングル」を付けてみました。(・∀・)つ
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ピロボールの高さを合わせるために、1㎜スペーサーを入れてあります。

ステアリングを切った時の軸が変わるので、ステアリングタイロッドのワイパー位置も変更して、アッカーマンが以前と同じになるようにします。
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キングピンアングルを付けると、外に切ったタイヤはポジキャンが大きくついてエッジが接地するようになり、内に切ったタイヤはネガキャンが減ってトレッド面で接地します。そのためカウンターを当てたときに、外側のタイヤの面圧が内側より強くなります。

これまでに走っていてスピンするとき、内側のタイヤを軸にクルッっと回っていましたが、キングピンアングルをつけると、そんな風にスピンに至る機会が格段に減りました。
また、立ち上がりでスロットルを握り込んでいっても、フロントがカウンターを当てた方にしっかり転がるようになり、速度を乗せられるようになりました。
キングピンアングルってスゲー!(; ̄Д ̄)

キットの1/4の価格のオプションですが、それだけの価値は十分あると思います。