ヨコモのYD-2は、オフロードマシンのB-MAX2のミッションパーツを流用しているので、トップシャフトのサイズももちろん同じです。
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左がYD-2用で、右がB-MAX2用 

B-MAX2はオフロードマシンなので、スパーギヤにはスリッパーが付いてます。
過去、D-MAXではスリッパーで前後の駆動を調整していたことだし、YD-2にもスリッパーはアリかもしれない!(・∀・)
スリッパーを組む意図は、立ち上がりで余分なモーターパワーを逃がしてリアのトラクションを稼ぐこと。

必要なパーツは以下の通り。
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サイズは一緒なので、交換は簡単です。
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ただし、スパーの位置が内側に入るので、ピニオンはひっくり返して取り付けます。
また、モータープレートを左側から固定しているビスの頭がスリッパープレートに当たるので、取り外すかフラットヘッドタイプにする必要があります。
スリッパースプリングはペンチで予め潰しておくのを忘れずに。 

スリッパーの締め込み具合は、路面とタイヤとのグリップを見ながら調整しますが、結構スルスルな状態です。

走らせてみると、確かにノーマルの状態とはスロットルを握り込んだ時の動きが違います。
これまでは、回り込んでいくコーナーではスロットルを握り込んでいってアングルを増やしていく感じでしたが、スリッパーが効いていると、握り込んでも横に行かずに前に進む力が強いので、ステアリングでカウンターを減らして向きを変えていく感じになります。
これまでの2駆ドリとは操作感が異なるため最初は戸惑いましたが、慣れてしまえばこれはこれでアリかと。 

スロットル操作で走らせるという2駆ドリのセオリーからはちょっと外れてしまいますが、面白いのでこの仕様で遊ぶことにします。