ジャイロ使用時のステアサーボのジャダーの原因には、フロント周りのガタやタイヤバランス等がありますが、確実にジャダーを抑えるにはサーボの動作設定を変更するのが手っ取り早い。
ということで、設定変更できるサンワの新型サーボ『PGS-CL』をGETしました。
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ロープロながら、トルクが14.7kg・cm(6.0V)もあるので、ドリフトにも余裕です。
さらに、セッティングアダプターとのセットで9,000円弱とコスパ最高!
早速開封して設定変更してみようとしたところ、ナントこのままでは使えないらしい。
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補足説明書を見ると、PGS-CL/CXサーボの設定をするには、ファームウェアを変更する必要があるとのこと。
しかもそのために、microSDとPCが必要で、サンワのサイトからファームをダウンロードして読み込ませなければならない。
セット販売なのに、そのままでは使えないという不条理...流石サンワ(w

ということで、サンワのサイトに行って、マルチセッティングアダプターのページからPGSサーボ用のファームをダウンロードします。
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落としたファームを解凍して、microSDに書き込み、セッティングアダプタに差し込みます。
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右端のPOWER ONボタンを押しながら電源を入れると、ファームの読み込みが行われ、無事にPGS-CLを認識しました。
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説明書を見つつ、ジャダーの原因となる設定を変更します。
先ずは、サーボ動作を加速させる初期トルク「BOOST」の値を50→25に下げます。
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次に、作動感度のデッド幅「D-BAND」を2→5にして、反応を鈍くします。
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数値を変更したら、サーボに書き込み。
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設定変更が終わったサーボを、YD-2にのっけます。
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サーボ積み替えに合わせて、ジャイロの搭載位置もモーター下に変更してみました。
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スライドの挙動が最も大きくなる位置なので、ジャイロの反応も良くなるでしょう。

後は実際に走らせながら、設定を調整です。