YD-2 Sのシェイクダウンの時に、フロントをシーソーダンパーステーにした車を操縦させてもらったのですが、その安定性と操作性にカルチャーショックを受けました。
「これは採用するしかない!(`・ω・´)」
という訳で、手持ちのジャンクパーツを使って作ってみます。

使用するのは、DIB RSのフロントダンパーステー。
良い感じに中央に丸穴が開いているので、これをシーソーの支点にします。
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中央の穴を6mmに拡大し、下側の出っ張りをカットします。
次に、シーソーをフロントバルクに取り付けるためのステーを作ります。
2mm厚のFRPを使用し、バルク固定用の穴とシーソー軸用の穴を開けます。
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元々のダンパー取り付け高さと合わせるために、軸穴はダンパーステー固定穴より3mm下側にオフセットした位置になります。

取付プレートに、3×16mm皿ビスを軸としてナットで固定。
シーソーステーの中央穴に630フランジベアリングを両面からはめ込み、ショックキャップボールを取り付けます。
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シーソーの厚さ分ダンパーが前に出るので、サスアーム側のピロボールをスペーサーで5mm延長しておきます。
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ピロボールは、LLサイズ(L16.8mm ネジ部10.0mm)を使用。

取付プレートは、既存のダンパーステーの上から共締め。
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取付ビスは3×12mmに交換。
ステーの上から共締めなので、アルミステーでも取付できます。

軸にシーソーダンパーステーをはめて、3mmナイロンナットで固定。
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ダンパーを付けて完成です。

シーソーの動きはこんな感じ。
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効果の程が楽しみです!(゚∀゚)

【追記】セッティング用に、取付けステーの高さオフセット2mmも作ってみました。
(・∀・)つ
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【追記2】ヨコモのドリフトイベントレギュに合わせて、取付けステーをDIB RSのシャーシから切り出してみました。
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