カーペットの新しくなった谷田部アリーナにて、CG製ショックタワーとショートショックを組んだYD-2 TCのテストを行います。
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路面もそうですが、レイアウトもよりクネクネとテクニカルになっています。
ダンパー位置が下がってショートショックになったのに合わせ、スプリングもショートタイプに変更します。
これまで使っていたスプリングに近い硬さという事で、フロントをドリフト用ロング(オレンジ)→ショート(ブラック)に。
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リアはツーリング用(イエロー)→ショート(シルバー)にします。
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オイルはF/#400、R/#500です。
気温が高いので、タイヤはF/36、R/32。

走り始めて最初に感じたのは、CRCブラックカーペット独特のフィーリング。グリップ感は格段に上がっているのですが、ステアのレスポンスがワンテンポ遅れるというモノ。
これまでのパンチカーペットと違って、毛足の短い絨毯みたいな構造で、接地面がグニグニ動きます。
コーナー進入時に丁度良さげな舵角で進入すると、後半で切れ込んでくる感じになり、ステアに加減が難しい...そのくせグリップ自体が高いので、スロットル握りっぱなしでも周回できたりします。
そんなこんなでターンスピードが上がっているのですが、オプションによる低重心化の効果は絶大で、捲れる気配は全くありません! これはかなり有利なポイント。
ベストラップは18.20秒でした。

Fダンパーを寝かせてみると、フロントの入りが良くなりましたが、リアが早めにスライドしてコーナリング時の失速感がちょっと気になる。
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ベストラップこそ変わりませんが、アベレージは今一つ。

リアの踏ん張りを利かせようと、リアトーインを2.5度→3度にしてみたところ、リアのスライドが減ってターンスピードは上がりましたが、その分進入時の減速とフロントの舵角が必要になり、調子に乗ると捲れることも。
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なお、タイムはこれまでと大差ありませんでした。

この辺のセッティングは、路面状況や操作性の好みに合わせて選択すればいいかと思います。

しかしここ最近の暑さは尋常ではなく、日中のピーク時辺りではモーターの温度が直ぐに上がってダレてしまいます。おかげでタイムが出ません。
次のヨコグラは8月中旬なので、暑さも厳しそうです。